■2007年3月22日(木) 今月も月記。
かならず? あれよあれよと時間が過ぎていく。

このところは稽古三昧だ。
ここやTTC(仮称)のページにも掲載できないでいたが、いよいよ、明日二十四日(土)は国立劇場おきなわ企画公演『琉舞の花道』がある。くわしくはTTC(仮称)トップページから国立劇場へのリンクがあるのでそちらをどうぞ。


それから。TTC(仮称)の四月公演『楽屋』。そして沖縄芝居「演」公演『走れトートーメー』だ。

『トートーメー』は今月三十一日(土)に沖縄県立郷土劇場にての上演だが、先日までTTC(仮称)でやっていた『子ども居場所作り事業』で琉球舞踊をやった子ども達が『太鼓囃子』という演目で舞台に立つ。子ども達も楽しんでいる。



舞台系とは別に。あるところから、ある通信販売サイトに掲載するための、ある商品撮影と、『あの大鴉、さえも』のチラシを見て、ある印刷物のイラストを何点か描いてほしいとの依頼があった。
大変うれしく、ありがたい話なので、ほいほいっと引き受けてしまった。琉球新報社の書評も書き上げていないのにだ。

で、そういうときに限って電子機器の調子は悪くなる。これは“お定まり”である。

太っ腹な『ウィルコム』さんからタダで貰った『w-zero3(名称未決)』がダメなのだ。
とてもおもしろい機械だから、いじくりまわしていると、エラーが頻発したり、メールを受信できなくなったり、無線LANに接続できなくなったりする。復旧させようとさらにカスタマイズしていると、ついに起動しなくなった。

先日も書いたが“クラッシュする携帯電話”なんて、どうなんだろう。やっぱりWindows搭載機である。
さっさとイラストを描いたりすればよいものを、一週間余りで再インストールを五回もやってしまった。
十数年前、初めて(本当の意味での)パーソナルコンピュウタを購入した日のことを思い出した。Floppy diskを何十枚も抜き差しして再インストールをしたなあ、何度も何度も。


そんな三月中旬。
なんだこの速さは。 ■2007年3月12日(月)
三月にしらんふりをしている場合でないくらい日々が過ぎていく。こうやって年を重ねていくのだろう。タイムマシンに乗っている気分だ。アレっと思ったら未来に立っている。

先日、県民劇場の『泊阿嘉』と、うるま市民劇場の『がじゅまる奇談』を立て続けに観た。オキナワで昼と夜に二作品を観劇することは稀なので、はりきって感想を書こうと思ったら、アレっと数日が過ぎてしまい、なんだかよく思い出せない。
二所の対比が興味深かった。のだ。さらに。現在、国立劇場おきなわ企画公演の稽古とTTC(仮称)次回公演の稽古に臨んでいるが、その稽古場で感じること、また、今年アタマに東京で観た演劇作品群からの示唆、それらを並べてアレコレ検証・考察して、見えてきたことがある。今後数年の歩むべき道筋である。そう、どうやら油断している場合ではない。


などと、上のようなことと相反するように思えるが、三日前に、今年のもう一つのテーマを決めた。

『酒を飲む』

それだ。

十数年前、会社勤めをやっていた頃、演劇活動を始めた頃は、連日のごとく酒を飲んでいた。徹夜明けでの出勤もよくやっていた。もっとも、居酒屋で、勤め先の愚痴を言ったり、くだを巻くような飲み方は苦手なので、常連を気取っていたのはもっぱらショットバー系ばかりだった。そんな飲み方だから、酒代もバカにならなかったが、しかし、その時分に“決まり”にしていたのは、「どんなにお金がなくても、心に余裕がなくても月イチでボトルを入れよう」だった。それがどうだ、この数年は、なぜか身体がアルコールを欲しなくなっていた。いや、ホントに。貧しいわけではなくて、飲みたいと思わなくなっていた。
それがまた、昨年末から、年頭にかけて、心の状態と、体質に変化があったようだ。ただ以前と違うのは、義務感でもない、身体がアルコールを欲しているわけでもない、

「あ、飲もう」

という感じがあるだけだ。こんなこと書かれても困るだろうが、そんな感じ。もうすぐ四十代だし。そのうち“見えないモノ”が見えてくるんじゃあないかと思う。
アオムシ入り枝豆。
■2007年3月3日(土) しらんふり。



大鴉1






大鴉2






大鴉3


三月になっていたのは薄々気が付いていたが知らないふりをしていた。

このところの動きといえば。当然、遊んでばかりいたわけではない。


昨年暮れに、あるところから書評を依頼されたが、再び仕事が来た。

『大鴉』が終わる前、その舞台美術仕込み中に、次の『楽屋』の美術打合せをしていた。それで、本日、二度目の打合せを行って、だいたいの構想が出来上がった。

次回公演『楽屋』のチラシデザインを作り始めた。

アンケートに答えて当選した『WILLCOM』の、PHSというか、スマートフォンというか、PDAというか、PocketPCというかが届いた。

『大鴉』本番中も『地域子ども教室』は続いていた。


書評の仕事はありがたい。前回、“あるところ”と書いたのは、まあ、初めてのことだったし、少し不安もあったからだが、もうそんなことは言ってられない。もっとちゃんとするのだ。仕事を下さったのは『琉球新報社』である。たわらの締め切りが遅れなければ、近日中に掲載されるでしょう。探してみて下さいませ。

手前味噌だが。『大鴉』の美術は“大先輩”の協力もあって、とても良いものになった。小劇場、“いかにも”な出来で、公演後のバラシがつらかった。三公演しかできなかったし。
これまでTTC(仮称)では原則として六回公演をやってきたので、三回は少なすぎた。あまりに寂しかったので、次回は客演にお願いして四回公演とした。予定では三公演だったのだ。


『WILLCOM』のPHS、『W−ZERO3』くん(愛称未決)が手強い。“並み”ではない。『価格com』のクチコミ掲示板では、発売から一年以上も経過しているにもかかわらず、アツイやり取りがある。使用所感をはじめとした、コレが“良いモノ”かどうかの議論だ。“あり”の人は大絶賛で、“ナシ”の人は辛口を通り越して酷評である。“扱き下ろす”とはこういうことだ、ぐらいの勢いだ。

さて、実際はどうか。

コレは電話機ではありません。ソレはPDA(携帯情報端末:Personal Digital Assistant)でもありません。決してアシスタントしてくれません。むしろ業務の進行を阻害します。
『W−ZERO3』は電話機とPDAのすごい可能性を秘め(ているかもしれない)た『試作機』、いや、この表現ではうまくないな、あえてカタカナ表現を使うところの『プロトタイプ』である。

手元に届いた夜、早速試してみた。そうしたらどうだ、電話をかける手順は“ファイブタッチ”くらいかかり、予定管理に至っては、紙に書く行為に比べたら、全日程を脳味噌で暗記した方が速い(早い)ぞってくらいに複雑だ。様々な機能の増設も出来るが、一応は『Windows』であるにもかかわらず、操作感がまったく異なり導入の失敗を繰り返す始末。そもそも取扱説明書にはそんなことは書いていない。翌日には初期化を経験した。『SHARP』が言うところの『リセット』、『フルリセット』、『フォーマット』をすべてを一通りだ。一体、どこの、末端の、個人所有者が、初期化を、携帯電話や、PDAを、“フォーマット”するなんて話は聞いたことがない。

しかーし。一度、“環境”を整えることが出来れば、それさえ出来たら、こんなにおもしろい“機械”はない。電源があれば、いつでもどこでも、ふつうにネットにつながり、ホンモノのE−Mailのやりとりが出来るのだ。制作をやっている人間にとって、これこそ神器である。そう、ちまちまとPC環境を整え、かつ、状態を維持できる“根性”さえあれば。







































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