きょうのたわ(ら)ごと
2004年の日々
2003年4月のたわ(ら)ごと
劇團塚山公園!へ
最近のたわ(うら)ごと
落ち着かないたわらの日々
■2004年2月26日(木)徹夜とは言わないが明け方まで。
そう言えば昔は武田鉄矢が好きだった。

明け方まで、3月のときわ座公演のチラシデザインを作る。
友人から『シービスケット』を観に行かないかとゆーよーな“サブテキスト”的意味合いの発言がある。しかし本当にそれどころではないのだった。

でもなぜかやっぱり人は掃除をする。『玉』が作業中のデスク上にやってきてゴロゴロ始めたと思ったら何ともかぐわしい。どうやらフンでしまったようだ。仕方ないので作業を中断してシャワーとトイレ掃除。たまらない。


チラシデザインを練る時に一番困るのが“来ない”ことだ。何かが来ない。そんな時は何をやっても無駄。ちっとも来ない。けれど締め切りは必ず来る。
■2004年2月24日(火)愛を求めて。
良き友人の薦めで映画『ラブ・アクチュアリー(loveactually)』を観た。
たまには小学生時分の清らかな心に戻ってこんな映画も良いかなと思う。斜に構えれば、まあ、アレな部分もあろうがお薦めです。

たわらの現実は実のところ暖気なことを言っている場合では無いのである。
・3月公演のチラシデザインを作らねばならない。
・セリフを覚えねばならない。
・歌を覚えねばならない。
あわわっている最中だ。
そんな状態で映画を観に行ったのはもちろん逃避であるが『ラブ・アクチュアリー』だけでなく芝居も観たりなんかした。福岡に拠点を置く『オキナワ月光舎』の『見えない芝居』をリウボウホールにて。
月光舎はあの『代々木アニメーション学院』沖縄校出身の役者が中心となって結成された劇団で現在は福岡を拠点としている。福岡にある『オキナワ月光舎』というのもなんだか変だが、そうなんだからそれはそうなんだろう。
今回は、かつて『代アニ(業界ではそー呼ぶ)』で講師をしていたカンケーと以前ツカヤマ!に出演したT君が出演するからという二つの理由で観劇した。気になる部分がいくつかはあったがそれは“無料公演”ということで。

講師と言えば。某所から講師をやらないかというありがたい話が来た。まだ決まりではないが今週その面接がある。やっぱりリクルートスーツかなあ。それにしてもありがたやありがたや。
■2004年2月20日(金)おどろくべきこと。
生まれて初めて女性に間違われた。
中華料理屋でそこのオーナーさんに「あなた女性でっすか?」と言われた新年会。

友人が再就職した。
友人が新築で家を建てた。
友人が白髪アタマになってた。

というめでたい理由から、2月も下旬になって新年会をしたのだった。この友人達とは、ここに何度か書いているが中学校の頃から嘘臭い熱い友情で結ばれている。最近はそれぞれ忙しいのでかつてのようには会えないが、それでも1年に1度はなんとか宴会をしている。
3人の内、1人は“しょっちゅう”、1人は“割と”、1人は"極々まれに"たわらの芝居を観に来てくれるので顔を合わせる事はあるが、4人揃い落ち着いておしゃべりできるのは年に1度になってしまった。

"極々まれに"芝居を観に来てくれる友人お薦めの中華料理屋へ行き、飲み食いをする。そこは中国人(だっけ?)の経営するお店で、かなりうまかったが、料理の説明がいまいち分からなかったので何を食べたのかあまり把握していない。「エビボール」、「黒豚」、「非情に辛い麻婆豆腐」、「ネギラーメン」、「アワビとキャビア」、「紹興酒」他沢山。紹興酒をちゃんと飲んだのは初めてだったが、アレはどうも苦手な味だ。

エビ料理が出て来たときに給仕に質問した。

たわら 「これなんですか?」
給仕  「エビ!」
たわら 「・・・・・」
給仕  「オメシアガリダサイ!」


それぞれの近況報告の中で住宅を新築した“割と”の友人は自慢げに「イェイ!家建てたゼェ!ローンが終わるの平成50年だゼェ!イェイイェイ!」。
“極々まれ”で白髪な友人は有名どころの大手企業に勤めていて、たわらの反社会的な質問に、したり顔で「ああ、アレはねぇ・・・・(オキナワ訛り)」と言う。白いアタマは社の重責のせいらしい。
再就職の友人は“しょちゅう”芝居を観に来て下さるのでふつうだった。太ってたけど。

たわらは朝、昼の稽古後に駆けつけたので0時を過ぎる頃には眠くなってしまい、早々とお開きとなった。楽しかった。

帰り際、中華料理屋のオーナーさんはまたこうも言った。

「あなたエビ型ですか?」
■2004年2月18日(水)ある日常。
朝。ウチナー芝居稽古。
昼。ツカヤマ!稽古。
夜。稽古の一環としてツカヤマ!で観劇会。太田省吾演出の『だれか来る』。観劇後、ファーストフードで感想会を持つ。
■2004年2月16日(月)コミュニケーション不全。
こんな事はあちこちで言われるようになって久しいが(というかなんというか)、何がそうさせているのか分かるような分からないような人がホント増えてきた。
コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ファーストフードに行くと意味の分からない事を言われることが多い。

ク○ールカップスープだけを持ってレジへ行く。

「お箸お付けいたしますか?」


小さいお弁当を一つだけ持ってレジへ行く。

「お箸は何本お付けしますか?」


ドライブインタイプのファーストフードで車からコーヒーを注文する。

「そのままお持ちしますか?」


ファーストフードで3杯目のコーヒーを注文する。

「いらっしゃいませよーこそ○○○へただいま△△きゃんぺーんちゅうですごちゅうもんをどうぞてんないでおめしあがりですか?」


最近のファーストフードは特にすごい。大抵目を合わせないし、しかも店内に轟くほどの大声で叫ぶもんだから、こちらの生理的距離感を破壊してしまう。
この現象、今の内はまだ笑える段階だからいいが、今後どういうトコヘ行くのだろう。


昨年の3月に演出した高校演劇作品に出ていた子にばったり会った。この4月で卒業するらしい。進む道を尋ねたら県外の大学に行くと言う。そこは学校に演劇部があり、また自治体でもとても活発に演劇に取り組んでいる所なのでそこで芝居をすると。
いつかの再会を約束して別れた。嬉しかった。
■2004年2月15日(日)あれだった。
石垣島日帰り学校公演。移動するだけでとても疲れた。
今回は芝居ではなく、音楽コンサートの司会。芝居でもそうだが、離島の子供達はとても反応が良くて(違う言い方をすればうるさいともいうが)こっちもついつい喋りすぎ、かなり押してしまい演奏曲をずいぶん削ることになった。でもまあ楽しかったからいいか。演奏家も楽しんでいる様子だったし。たぶん。

3月公演の稽古が始まった。今日も時間がないので詳細はまた改めることにするが、今度の公演は2日間で3本立て。1本は日替わりになる。ますますあわただしい。

で、『玉』は相変わらず運動会。
■2004年2月11日(水)侵入者。
ネコがいる。『玉』は侵入者である。生活のリズムを崩す。承知の上で招き入れたとはいえ、う○こを踏む、トイレットペーパーを引っ張り出す、たわらの上で寝る等々、なかなか大変だ。レベルは全然違うのだろうが、子を持つという事は、つまりはこんな感じなのだろう。おそろしい。

どうもこのところ、思考が停滞している感がある。いかんいかん。意識を広げなければならない。それにはやはり東京観劇ツアーか。それからアレだ、いまとっかかっている秘密の仕事があって、そこからも刺激を受けてはいるが、まだあと一押しも二押しもしなければぐるぐる回りそうにない。
そう言えばいま、友人が、ある県内大手企業の社内ベンチャー制度を活用した、極秘密造プロジェクトに関わっているが、傍目にとても楽しそうで、かつて広告代理店に勤めていたたわらにはたまらなく魅力的な話だ。
その友人と話したのだが、世の中には安定を望む人と、望んでも安定からほど遠いところにいる人があって、良いのか悪いのか自分たちは後者の人種だと。まあ、それは、そんな不安定さ加減を好んでいるからで。
大抵、未知の分野で何か起業しようとすると、そこに係る作業は膨大であり、費やす時間と労力は計り知れない。その経過をいかにして“楽”に転換できるか、また、そのコツを体得できるかどうかがイロイロ別れ道ですね。おっと、つい啓発してしまった。
■2004年2月9日(月)次から次へ。
劇団「綾船」公演が終わって次の準備にかかっている。メンツは前回とほぼ一緒で、新たに二方が加わる。で、演目もちょっと複雑で日替わりになりそうな感じ。
何にせよ忙しい事には変わりはない。詳細のツメはこれからなのでとりあえずは日程だけ。

  ときわ座公演
  3月27日(土)・28日(日)
  県立郷土劇場

演目などはまた後日。
皆様のご来場をお待ちしております。

ここのところずっとウチナー芝居ばっかりだがツカヤマ!もちゃんと稽古している。新春であるし、新人さんもいるし、ということで基礎的な稽古が中心。しかしそろそろ次回公演の準備に入らなくてはならない。この辺もお楽しみに。

ところで。マスダ氏は東京でキャンプ生活を送っているようだ。この寒空の下、大変だろうに。いわゆるひとつの段ボール生活ですか。
寒さにおいてはたわら邸も負けてはいない。先日は室温が一瞬13度まで下がったし。ネコはたわらの上で丸くなるのだった。

もうひとつところで。那覇市が劇場を作るらしい。常打ちをやる、常設館らしい、名前にはまた「てんぷす(おへそ)」という単語が付くらしい。そんな噂が聞こえてきたので那覇市のサイトを調べてみたが、その案内にはたどり着けなかった。コレも噂だが、その劇場の出演団体のオーディションが2月20日(金)10時から18時、パレット市民劇場であるらしい。募集告知など、ホームページを公開しているツカヤマ!には届かなかった。さびしい。
■2004年2月5日(木)劇団「綾船」公演終了。
劇団「綾船」の公演が終わった。年末年始を挟んだために他の公演より忙しく感じた。

ご来場下さった皆様ありがとうございました。
次回は那覇市在、県立郷土劇場にて3月27日(土)、28日(日)、真喜志康忠さんのときわ座公演です。
ご来場お待ちしております。


本番から一日明けて打ち上げをした。ウチナー芝居ではなかなか無い事だが、だめ出し会というか、反省会をしたので有意義な時間だった。こういう“ふつう”のことが非常に大切。

このところの忙しさで書けなかったが、たわら邸に迷い込んで来たネコの『玉』は非常に元気だ。ずーっと運動会をやっている。新しい環境にもすっかり慣れて、夜寝る時は必ずたわらの上である。
『玉』の“お約束”

・ネコ背。
・キーボードをかちゃかちゃやっているとキーボードの上に座る。
・コンピュウタモニタのポインタを目で追う。

今のところはかわいい。
■2004年2月4日(水)ぐるぐると。
携帯電話はそうだったが、他にもいろんなものもぐるぐると回っている。

学校公演の音楽コンサートを終えて、大急ぎで『あしびなー』へ。
劇団「綾船」公演の仕込みとリハ。
幸いにも大道具が少なく20:30には終了。

という事で。

本日は劇団「綾船」新春公演です。
あいにくの曇り空ですが、皆様のご来場をお待ちいたしております。

沖縄市民小劇場あしびなー
18:30開場 19:00開演
■2004年2月1日(日)携帯電話がぐるぐる。


  携帯電話を洗濯した。


『転んだ後の杖』、データのバックアップをちゃんととってあったので最悪の事態は免れたが、それでも保険による免責なんちゃらで8000円が飛んでいった。
しかしあまり落ち込む事もなく液晶の中で揺れる水を見てかなり笑った。変な感じである。

今、大きな仕事に取り組んでいてかなりあわわであるが、やはりこういう時に人は決まって掃除をするのだった。トイレや風呂場、洗面台、玉のトイレ、食器棚、キッチン。途中で疲れて寝てしまう。

それでも、稽古はふつう。
前にも書いたとおりツカヤマ!ではマスダ氏渾身のエチュードをやっている。何人か新しい顔も加わってわいわいがやがやとやっている。まあへーわだ。

しかし、こうして書いているこの取留めの無さはなんなんだ。どーもねえ。

『リクルート』を観た。ふつう。
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