劇團塚山公園!へ
最近のたわ(うら)ごと
落ち着かないたわらの日々
きょうのたわ(ら)ごと
■2003年6月30日(月)蝉がいない。
6月も終わり。今年は時間が早回しだ。もう前半戦終了という事態に驚いている。

昼、ツカヤマ!稽古に出掛ける時玄関前に蝉がいた。ドア前のコンクリートの上にポンと落ちていた。それで気が付いたのだが、安里には蝉がいない。つい何年か前までは朝、蝉の声で目が覚めるということがよくあった。もうすぐ完成のモノレール安里駅がある場所はかつては緑地帯で、そこには大きなデイゴの木がたくさんあり「じーじーじーじー」わめく蝉がうるさかった。なつかしい。・・・蝉が五月蠅い。


母と『チャーリーズ・エンジェル』を観た。母孝行。たわらの母親に『チャーリーズ〜』もどうかと思ったが、まあ、映画好きだし、『猟奇的な彼女』や『二重スパイ』を観て「日本は韓国に追い越されたねえ」と発言するくらいなので大丈夫だろうと思い(なにが?)いざ、臨んだ。

封切り直後の評判では『興行収入100億円確実!』とか言われていたが、タワラ的にはいまひとつアレだった。最近はどの映画を観てもいろいろ考えてしまいなかなか楽しめないのだが、『チャーリーズ〜』もそうで、前作のようには乗れなかった。ここのところ『マトリックス』や『T3』とか“超大作”続きで、“ディズニーランド貸し切り(違う作品ね)”とか“ワールドプレミアとか、話題ばかりが先行してなんだか躁状態だ。
で。『チャーリーズ・エンジェル』はどうだったかといえば。母の言葉がひじょーに的確だった。

「ばーん、ばーんして、ストーリーが意味分からん。あんた分かったねえ?」

はて話題に乗り遅れないためにも観る価値ありか。
■2003年6月28日(土)記憶がない。
この数日は一体何をやっていたのか。
ツカヤマ!稽古、踊りの稽古、他はカバの印刷、ありゃ。なんだっけ。

身辺整理も続けている。ずいぶん前に取り組んだ『全てのビデオをDVDに!』作戦もそろそろ再始動しようかと考えている。しかしDVDメディアは相変わらず高いので、『全てのビデオをHDDに!』作戦に軌道修正しようかと模索中。最近は外付けHDDが安くなっているので250GBもあれば何とかなりそう。問題がないわけでもない。HDDの値段にあと少しお金を積めばもう1台コンピュウタが買えそうである。そこのところの判断が難しい。

最近もう一つ考えているのは、VAIO君2号に録音した様々な楽曲を再録音しようかどうかだ。他のファイル形式に変換できれば手っ取り早いのだが、そう出来ないような仕組み(著作権を守るため)になっている。2号君の生みの親『SONY』は“先進的”で“独自”の“魅力ある”技術を開発するのが得意な企業であるので、2号君にもそんな技術がふんだんに投入されている。CDの録音などは『Open MG』なる形式でされていて、これも“今までのように”他社との互換性がない(一部例外あり)。ようするに早い話が現在使用中の(さらに今後どっと出てくる)MP3プレーヤーには転送して聞けないのである。“Open MG”のために“ネットワークウォークマン”を購入するのも本末転倒(?)だし、いまさら“NetMD”は重くてヤだし。問題である。
■2003年6月24日(火)入院した。
友人が入院した。沖縄では有名な『西武門病院』というところで、“痔”の専門医院である。術後3週間の療養が必要だそう。友人には申し訳ないが“痔”というのはなかなか笑える。昔あったTVCMなどによる“刷り込み”のせいだと思うが、どうも滑稽なイメージがある。痔も立派な(立派というのもアレだが)疾病なので、ふざけちゃいけないとは分かっていつつもからかいたくなる。“肛門”や“お尻”だとなぜ笑えるんだろう。これが毛髪の極端に薄いアレととかになると笑ってしまっては人間関係がおしまいになるのであって、ましてや、重い病気の方に『病は気からと申しまして・・・・』などという人は以ての外。


『ソラリス』を観た。幼少の頃に観た時ほど強く感じるものはなかった。ジョージ・クルーニーが良かった。監督のスティーブン・ソダーバーグについては特にどうとも思っていなかったが、『オーシャンズ11』だの、『トラフィック』だの、『エリン・ブロコビッチ』だの、他にもいくつか観ていて、どうやら気が付かぬ内にお気に入りらしい。そういえば『アウト・オブ・サイト』はまだ観ていない。

ある映画評に「シンプルなストーリーに、愛と死、罪と償い、現実と幻想、記憶とアイデンティティ、と、ありとあらゆる謎かけを詰めこんで、・・・・」とあった。なるほど、人生の基本です。
編集のせいかとも思ったが、ジョージ・クルーニーの『愛』と『償い』の部分と併せて『後悔(懺悔)』の要素をもっとじっくり描いていたら、もっともっと“キツイ”作品になっていたでしょうに。少し残念。でもお薦め。重いです。要注意!
■2003年6月22日(日)ついに!
隣のマスダ氏の日記で、しつこいくらいに「鋭意製作中」とあった『ぴりんぱらん特製ブックカバー&しおり&オビ』が完成した。
あまりにふざけすぎかと思い、途中でマジメバージョンを作ってはみたがあまりぱっとしないのでシャレのママで作り上げた。『マス玉』にあるとおり限定50枚です。つうかもうほぼ売り切れだと思うけど。どうなんだろ。

香港映画『クローサー』を観た。なんというか、えー、と、きっとおもしろかったと思う。退屈はしなかったし。
強引な物語、強引な設定、強引な特撮、強引な展開、すべてが強引。もちろん否定の意味ではないが、ありとあらゆるところがそうだった。
明らかに偽物と分かる特撮などは、潔ささえ感じかえって気持ちよかった。ああ、そうか、『ゴレンジャー(古い)』とか『ウルトラマン』とかを観ている感じと一緒か。しかし。“つまらなくても好感の持てる作品”と“つまらない上に好感の持てない作品”との違いとは一体どこにあるんだろう。

明日は『ソラリス』を観る予定。
■2003年6月19日(木)物欲に冒される。
午前中にマスダ氏と『特製ブックカバー』の打ち合わせをする。デザインがどんどんシャレの方向に向かいコレいいのだろうかと考える。

ここでバラしておきますが、この“特製”というのは、一般的な印刷所で作るものではありません。たわらのオフィースにある超高級インクジェットプリンタPX−4000君が羽を一本一本むしるように丹精を込め一生懸命印刷するもで、いわゆる“商業印刷”クオリィティではありません。しかし超高級インクジェットプリンタなので、カタログ値(かなり特殊な環境)によると75年間は退色しないそうです(いや、エプソンが言うにはです)。
したがって、コレを手に入れた方は決して水につけてはいけません。もちろん食べてもいけません。鍋敷きにするなどは以ての外です。それ以外の用途でご自由にお使い下さいませ。まもなく完成!


料亭用の琉球舞踊ナレーション録りをした。思いの外時間が掛かったが特に問題もなく終了。
録音をしていたらちゃんとした機材が欲しくなった。VAIO君2号がいくら1.25Gのメモリを載っけて、ハードディスクが240GBの容量がある(←親バカ的さりげない自慢)とはいえ、やはりパーソナルコンピュウタだ。録音の質や出来る作業には限界がある。そこらへんがもどかしい。
などということを考えると、ちゃんとしたスタジオも欲しくなってくる。外からのノイズが進入しない防音室が欲しい。そうすれば太鼓も弱音器を取り付ける来なく思う存分たたくことが出来る。ノイズの入ってこない電源、マルチモニタ、大きなスピーカ・・・・・。夢だけはどんどんふくらむ。・・・・・サマージャンボ。
■2003年6月18日(水)惨劇ふたたび。
「ぴりんぱらん」が発売中なのは周知の通りだが、特製ブックカバーを作成中なのは意外と知られていない。いま、鋭意制作中であるのだが、例によって例のごとく、作業に集中すると必ず問題が起こる。データを修正中に何の前触れもなくイラストレーターが落ちた。はあ。もう。今までの数時間の作業はいったい何だったのか。いつもなら、こんなことはあろうかとマメに保存しているのだが、今日に限って編集に集中していて保存を忘れてた。はあ。

ということで、映画に逃避。『スパイ ゾルゲ』を観た。何とつまらないのだろう。何がつまらないのだろう。どうしてつまらないのだろう。と、ひたすら考え続けながら観た3時間あまりだった。音楽の使い方がある意味スゴイ。てんこ盛り。しかし。“つまらない”と言うのは簡単だ。なにが、どう、なのかを考えなきゃいけないな。これはね。


ツカヤマ!もちゃんと稽古してます。お忘れなく。

本日の音楽は『aiko』。
■2003年6月15日(日)真夜中の引っ越し。
この数日に観た芝居のことを書くつもりだったが、それはちょっとおいといて。
友人から夜、電話があり、朝までに引っ越しをしなければいけないので手伝って欲しいとお願いされた。そういうことは断れない性格のたわらなのでOKした。
で、友人宅に行ってみると、ほとんど何も手を付けていないのと同じ状態で、友人の父も母もやる気なし。ホントやる気なし。他人の両親とはいえぼーっとさせるわけにいかないので、冗談を言いながらとにかく急かせて作業を進める。段取り君のたわらは台本より重いものを持ったことがないのに一生懸命働いた。今、そこにある膨大な量の荷物は半分以上が書物。説明するならば、友人の叔父は元教諭、祖父が割と著名な画家だったらしく(故人)、その蔵書といったら、もう、見た瞬間にこっちまでやる気なしになってしまうようなものばかりで、『DVDにしようよこれからはブリタニカ大百科事典』だの、『尋常高等小学中学高等学校教科書完全復刻版』とか『なにかの豪華版の値段もサイズも特大画集』やら、『メソポタミアの遺跡のなんたら特にわざわざ良質の紙使いました大写真集』だの『とても日常で使えない有名な作家の壺屋焼きの皿』だの値段も質も異常に重たいものばかり。しかも友人宅はこれまで増築に増築を重ねたらしく、宅内が迷路のように入り組んでいて、階段や段差があちこちにあって、はあ。3:00までかかりました。


この三日間連続で芝居を観た。
@『泊阿嘉』&『きざみ節』
Aあおいほし劇場『わ』
B演劇企画BakckSMITH『星になった彼女』

いろいろ思うことがあってそれを書きたい気もするが、この狭い沖縄、うかつなことを書くとアレなことになってしまうのが悲しい。で、好みということでいえば『泊阿嘉』と『星になった彼女』が良かった。もちろんプロとアマチュアの仕事なのでクオリティという点では両者には差がありすぎて全く比べることは出来ない。
『泊阿嘉』は驚いた。というか、ああやはりなと思ったが、今まで誰もやらなかった(出来なかった←狭い沖縄だから)ことをあっさりとやっていて、痛快だった。変な感想だけど。観ていて単純に、踊りの稽古に励もうと思った。
『星になった彼女』は、偶然同じ回を観た知人に言わせると「好みはあおいほし劇場で『星になった〜』は若い」そうだ。たしかに。台本も演出も見直した方が良いと思われる点もあったが、なにより若いパワー(『若い力』ではない←古い)を感じた。
と書いたが、まあ、好みと言えば好みの問題で、実際、上演中に観客の顔を見たら、にこにこしている人もいればぶすっとしている人もいたし。まあね。なんにせよ新しい劇団が生まれることは良いことです。
■2003年6月14日(土)とりあえず。
落ち着かないあのページをようやく更新しました。
時間がある方は覗いて下さいませ。

あ、でも、重いです。
それから、インターネーットエクスプローラーVer5.0以上対応です。あしからず。


この数日は芝居を観たりしているのだが、落ち着かないページのせいで落ち着かなく、れれのれだった。
普段使っている“ヤフー”ではぐりんぐりん動く“仕掛け”が使えないらしく設定に戸惑った。で、ぐじぐじきっぱりあきらめて、ついさっき“ぷらら”でホームページを開設して、アノページはこちらへ移設。ふう。


昨日観た『泊阿嘉』と今日観にゆく芝居の感想はまた明日。


ああ、琉舞の歌舞音曲も仕上げなくては。


ところで、たわら装丁のマスダ氏歌集『ぴりんぱらん』絶賛発売中!
詳しくは http://naha.cool.ne.jp/parade/pirinparan.html  ←マスダ氏ページをご覧下さい(となりだけど)。

注 どーしてもたわらから購入したい方はメール下さいませ。
■2003年6月10日(火)わすれてた。
映画を観たのだった。噂の(どこで?)『二重スパイ』と『マトリックス リーデッド』を観た。
最近ホントにがんばっている琉映系は良質の作品が多い。そこで『二重スパイ』。『シュリ』を期待すればスベるが、ふつうにしっかりと作られている。日本のアイドル系映画よりは全然マシ。追い越されたよなと実感した。ところで。噂の『ボーリング・フォー・コロンバイン』の予告が掛かったのでなんだか嬉しかった。

対するチョーエンタテイメント系のCINEMA’S Qで2館同時上映の『マトリックス』は月曜日だというのに観客がたくさん入っていた。で。作品はどうか。確かにスゴイ。おもしろい。しかしいいのかコレで。いや好きだけどね。みんなどうして『マトリックス』を観るのだろうかと考えながら観てしまった。芝居や映画の感想は、観た人の、その時の心理状態や体調や、思想、置かれた境遇などでずいぶん変わるものであろうが、『マトリックス』は一応SF(←というジャンル分けも古いのか)の形をとっているし、また場面によってはギャグであったりもしているけれども、“救世主ストーリー”みたいなものや“信仰とは”というような要素も多分に含まれていて、“観後感”はすっきりさわやか嗚呼さっぱりとはいかない。それなのになぜ・・・。キアヌ様のチカラか広告戦略のチカラか。


ここのところ、これでもかという感じで映画を観てるがビデオで映画。『ハッシュ!』を観た。なんだか判らなかった。『二十歳の微熱』をもう一度観てみようと思う。
黒沢の『赤ひげ』は貸し出し期限内で観ること出来ずそのまま返却。
イーサン・ホーク監督作品の『チェルシーホテル』、珍しくもなぜか途中で寝てしまった。

『マトリックス』が2館同時上映のため上映時間の表示方法がいつもと違っており、そのお陰様で終演時間をよみ間違えて太鼓稽古に間に合わなかった。つまり不可抗力によるサボり。まいった。それでも遅れて参加したら太鼓後の踊り稽古はお休みだった。今週末の金曜日、土曜日に師匠の舞台があるため。

早めに帰宅して音材編集作業をする。


最近の音楽。『サニーデイ・サービス』、『ハナレグミ』。
■2003年6月8日(日)『観覧車』という名。
長いつきあいの友人が飲み屋を始めた。その友人はかつて久茂地の『チャイハナ』にいて現在は平和通りの奥地でリサイクルショップもやっているが、飲食業も性に合っているようで3年ぶりぐらいに復活。その店の名は『観覧車』という。場所、あそこ“ジッカンジ”だったか。国際通りから沖映通りに入りちょっと行ったところにある交差点を右に折れて、50メートルほど、右手1階にある。小さくシンプルなお店です。ぜひどーぞ。隣の店の名前が確か『静』だった。

先日も書いた通り、料亭用の琉舞のナレーション音材を製作していて、その作業ために100曲余りの舞踊曲をぐるぐる聴いている。今楽しいのは『太鼓ばやし』と『黒島口説』だ。

 「遊ぶし 踊ゆし 面白むんさみ
   鳴らす 太鼓に 調子合わちよて
      続けて ま一つ 踊て遊ばな」  (太鼓ばやし)


 「いやいや 弥勒世果報ぬ御印さみえ
   我んど サバクイ家ぬ イエンチュぬ達がど
       築ぬ千蛸けえ取てぃ 前ぬ高森登とて
         うんぶい こうぶい

    月や眺みて見ちゃりば
      うかさや 焼かりマヤーが ミャウミャウ
        あはーちゃんとぅ 逃ぎたさ
          今ぬ拍子に 口説早みり サーサ ハイヤー」  (黒島口説〜はやし)


↑の部分が、かなりテンション高くおもしろい。

踊りと太鼓の稽古でいくつかの曲を聴いていると、最近はなぜか笛の音が最初に耳に飛び込んでくる。かつて吹奏楽をやっていたこの耳からすれば、非常にアバウトな音程でぴーひゃらぴーひゃらとやっているのだが、それがとても心地よい。だから。笛をやってみようかと思っている。安易だけど。
■2003年6月7日(土)突如体調を崩すそして復活。
ツカヤマ!にも流行語があって、その時々で“旬”な言葉がある。かつて『油断している』という言葉が流行った。例えばこう使う。

劇團員が少しでも太ったりすると→「あ、油断している!」。
劇團員がカゼをひいたりすると→「あ、油断している!」。
劇團員が我を失ったりすると→「あ、油断している!」。

という具合である。
他の流行語には、『上の判断で・・・』とか、『クグツカイライ政権だ』とか、『本当の幸って何だろう』とか、『それは言葉の重複です』とかいろいろあった。

“クグツカイライ”などは明らかに“言葉の重複”であるが、コレなどは「ツカヤマ!の代表はいったい誰だ?」という問題が生じた時にたわらとマスダ氏が責任の所在をなすり合うためによく使われた。説明に説明を重ねるが、世間的には“代表者”という肩書きは大変重要である(ようだ)。ツカヤマ!はまあ、言ってみれば、二人が代表者なのでどっちが表でどっちが裏ということがない。それなのに何らかの場で“公式”な“代表者の”コメントを求められた場合に上記のようななすり合いをした上で、お互い操り操られるのである。

何が言いたいかというと。この数日どうも無意識のうちに油断していたのかも知れない。窓を開けっ放しで寝ていたし。そのせいか昨日から急に体調が悪くなり、激しい頭痛と悪寒とめまいがした。素直に『油断している』と認めたくはないが、コレはカゼの初期症状によく似ている。しかし、あの矢野顕子さんも歌っているように、ここで「あ、カゼをひいた」と認めてしまうとホントに気持ちが落ち込んでカゼをひいてしまうので、ぜったいに負けるものかと異常なまでにテンションを上げて稽古に臨み、ゼリー飲料やビタミン類、生姜湯、プロテインをがぶ飲みし、寝る前に腰湯に浸かって汗を出して体を十分に温め、さらにジャージ、トレーナーを重ね着してベッドに入った。
何事も気合いである。翌日目が覚めたらすっかりふつうになっていた。


それで。ビデオで映画。『SF(ステレオ・フューチャー)』中野裕之監督作品、『Dr.Tと女たち』ロバート・アルトマン監督作品の2本。『Dr.〜』はキャスティングがすばらしい。久しぶりに見た良い女優ヘレン・ハントと相変わらずのリチャード・ギアの対決は傑作。しかしどの評を読んでも作品としては不評でブーイングだらけ。
『SF』も日本版豪華キャスティング。どちらも好みであるが全然お薦めできません。なぜって?それは観れば判ります。あれ?
■2003年6月5日(木)乱れる日記生活。
マスダ氏が歌集『ぴりんぱらん』の新人賞授賞式への出席のために東京へ。数日で帰ってくると思うが、その時にはモノホンの歌集を携えてくる。楽しみである。
隣のマスダ氏のページで販売の準備に入っている。興味のある方もない方も是非ご購入下さいませ。

この数日はいったい何をやっていただろうか。踊りの稽古と太鼓の稽古と・・・・。そうそう。何度かここに書いているところの、料亭で踊ったりなんかもしている友人の舞踊家から、少々変わった仕事を依頼されて、その作業に集中していた。またもやコンピュウタ仕事である。料亭で使う音曲の再編集、再録音と、ナレーション原稿作成および録音だ。ほぼすべてコンピュウタの前で完結する仕事である。このナレーションはツカヤマ!制作のミヤギに発注した。ナレーションまでたわらがやって、完全自己完結にしようと思ったが、クライアント様からナレーションは女性で、との注文が。
ところでミヤギ。彼女は今でこそ足を洗ったが、かつては女優であったし、割と最近まで琉球舞踊ショウでナレーションをやっていた。で。今日原稿が上がり、来週録音予定。
なんだかよろず屋の状態なたわらである。
■2003年6月1日(日)緑はもえているか。
『ゆいゆいシスターズ』の公演を観に(聴きに)行った。友人が所属する琉舞研究所が出演しているので。
いわゆるその“民謡”というジャンルはニガテで積極的に観たこと(聴いたこと)がない。今回も友人が出ることがなければ足を運ぶことはなかっただろう。で。大入り満員だった。そしてたわらは眠りそうだった。いえいえ。つまらなかったわけではありません。民謡というと、どーしても、条件反射というか、かんというか、なんというか、真夏の“おばぁの家”で退屈した幼い日のことが思い出され、蚊取り線香のにおいを懐かしみながらついついウトウトしてしまうのであります。条件反射。

夕方から映画を観に行く。『The Hunted』。ウィリアム・フリードキン監督、トミー・リー・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ。
あの『エクソシスト』監督なのでコワイだろうと思ったが、主演の二人を観たくて我慢するつもりでいざ臨んだらぜんぜん。むしろかなりひょーしぬけ。二人の人間関係や葛藤&苦悩の描写などが甘く、何がなんだか判らないうちに結末を迎えてしまった。構想の内はどれも傑作という見本であった。

ようやく『ソラリス』の予告が掛かった。アメリカでは大コケだったらしいが、幼少の頃に観てショックを受けた作品のリメイクなので何にせよ楽しみ。


夜中から太鼓の自主稽古。太鼓用の弱音器を購入したおかげで夜でもバンバカ叩けるから調子に乗っている。それで気が付いたのだが、たわらの腕は脳みそのコントロールが右と左で分裂しているようだ。ロールがうまくいかない。2時間あまり叩き続ける。

だからと言うわけではないが『きょうのたわ(ら)ごと』のページをちょっとだけリニュウアル。しかし『落ち着かないページ』はこれからです。
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