きょうのたわ(ら)ごと
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最近のたわ(うら)ごと
落ち着かないたわらの日々
■2003年9月30日(火)あきだから。
この二日ほど日記の日付を書くのを忘れていた。ま、こんなこともあるでしょう。

オリジナルTシャツ。
ツカヤマ!Tシャツをほったらかしたままなのに、某琉舞研究所のTシャツを作っている。明日入稿予定で。単純なデザインであるが作業は複雑なこと(プロからしたら簡単なことだと思うけど)をやっていて、それだからどこで印刷しようか迷っていた。いくつかの店に問い合わせたら何となくアレな応対だったのでインターネットで注文することにした。が、何となく入った店で何となく確認してみると、実に丁寧でパキパキした対応をしてくれたのでそこを利用することに。『AMMO BOX』だ。営業というのはむつかしいモンですよね。


ときどき覗いている探偵社のサイトに花泥棒の調査結果が出ていた。やはりプロはやることがちがう!花泥棒を捕まえるために監視カメラで、張り込みだ。そして数ヶ月。
興味のある方は↓を。(ちなみ以下サイトはリンクフリーだそうです。)

http://www.tanteifile.com/tamashii/index3.html


さて。明日から11月ツカヤマ!コーエンの本読みに入る。血湧き肉躍るのであった。酒池肉林!
ほんとに秋になってきた。
人肌恋しい季節になってきた。そろそろ刺激がほしい。東京へ芝居を見に行きたい。そろそろ。2月に行って狂言を観ながら眠って以来だから既に半年以上たっている。そろそろだがとりあえず年内は行けそうにない。

ここのところの栄町はすこぶるへーわであるが、やはり季節の変わり目は何かと色々落ち着かないのであろうか、“少し変わった”方を見かけることが多くなった。今日は歩道でストップモーションな人を見た。ふつうに歩いていると思ったら突然、片足を上げたままピタと静止して、それから何かぶつぶつ喋っては歩き出すというような動作を繰り返していた。しばらくその様子を見ていたら、何回かに一回は後退もする。法則性は見出せなかったがあれではナカナカ目的地にたどり着かないだろうに。声援を送りたくなるたわらであった。

その後友人と用事を済ませ『オーパ』の『ピエトロ』で遅い昼食をとっていたら、そのストップモーションな方が『オーパ』内でも歩いていた。2時間くらいかけてそこにたどり着いたのだろう。先ほど見た時と同じように止まったり動いたりしていた。しかしそこではなぜか突然走り出すという動作も行っていた。しばらくその運動を繰り返してから、その方はおもむろ(?)にエスカレーターに。乗るかと思ったら、その乗り口でピタとやっていた。

夜、『座頭市』を観たら、それにもちょうどそのような人が出ていた。映画の中の似た人は、ふんどし姿で幟を立てて槍を持ち、ひとところをぐるぐる走り回っていた。誰かが「侍になりたくてああしているんだよ」と言っていた。なるほど。ではあのストップモーションな方は一体何になりたいのか。
へーわの陰で。
今朝花壇に水をやりに行くと新住人のコスモス君の周りに掘り返した痕跡が。!!。久しぶりに花を植えたら久しぶりにやって来たか花泥棒め。
さて。コスモス君の運命や如何に。

ちょっとした空き時間にビデオと映画を観た。

『花組芝居』の『歌舞伎座の怪人』と『トゥームレイダー2』。めちゃくちゃな組み合わせだがどちらもおもしろかった。
『歌舞伎座〜』は2001年に“生”を東京で観たが、3年たった今観ると当時分からなかったことが色々と見えてきてためになった。伝統をぶっ壊すことは簡単だが、もちろん“ただ”壊せばよいものでなく、しっかりした思想と技を持っていなくては駄目なんだということを再認識。沖縄芝居でも琉球舞踊でも組踊りでもこんなことが出来る日が来るのだろうか。
そういえばそろそろ“大きな”劇場が出来るけどさまざまな噂が飛び交っている。ま、お上のなさることに間違いはございませんでしょうから。

『トゥームレイダー2』がおもしろかった。前作がかなりの期待はずれだったので観るつもりはなかったのだが監督がヤン・デ・ボンとあり、少し気になってみてみてみた。前作の監督が誰だったか忘れたがあれはあくまで“序章”ということでしょう。『ハイテク女版レイダース・オブ・ザ・ロスト・アーク』という感じ。きっちりきれいにまとまって見せてくれます。
■2003年9月25日(木)日常へ。
つまりそれは稽古。趣味は稽古です。

さて。
11月の新作への本格的な取り組みにかかる。台本をコピーして役者へ配布。
ナレーション録りの依頼。
高校文化連盟の演劇部門県大会審査員のこと。
踊り&太鼓のこと。
『魔女ものがたり』の後かたづけ。


ナレーションはRBCのお仕事。首里高校演劇部が全国大会に参加した時のレポートを放送するのだが、前回放送に続き、その“語り”の仕事を戴いた。ありがたや。
放送時間などの詳細は改めてお知らせします。

今年も高文連演劇大会がやってきた。10月30日(木)、31日(金)、11月1日(土)の3日間。おそらく具志川市民芸術劇場にて。近づいたら又書きますが、お時間のある方はぜひ観てみて下さいませ。高校演劇も楽しいですよ。
昨年度はこの、審査員の仕事の縁で首里・那覇西高校合同公演の演出をすることになった。はてさて、今回もそんな縁が待っているだろうか。楽しみである。
■2003年9月24日(水)ハヤ千秋楽。そして。
サザエさんは「お魚をくわえたドラ猫を追っかけ」ているが、磯野家で飼っているタマにはちゃんと餌をあげている(おそらく残飯だろうが)。しかしこうゆー場合はさすらいのドラにも愛を分け与えるべきではないか。「善人なおもて往生す、いわんや悪人をや」とかなんとか言っている人もいるし。


ツカヤマ!プロデュース『魔女ものがたり』が無事終了しました。
ご来場くださいました皆様ありがとうございました。

今回は『不条理』というジャンル(?)の作品を上演したが、とまどっているお客様が多かったように感じた。何人かから直接感想を聞くことが出来た。で、皆口をそろえて「笑っていいのかどうかわからなかった」と言う。
笑って下さって良かったんですよ。“ギロチンでダイコンを切るとき”、“論理的な話をするとき”、“眠り方について話すとき”等々その他多くの場面が笑うところです。
別役作品は今後も上演していくと思うので是非次回も観にいらして下さいませ。
不条理な笑いを提供いたします。


さて。すぐツカヤマ!11月公演の稽古が始まる。踊りと太鼓もあるけど。そして11月以降の公演についても仕込みを始めている。上を向いて歩かねば。
■2003年9月20日(土)またしても。
やはりコンピュウタの調子がよろしくない。VAIO君2号だ。
公演前になるとどーしても酷使してしまうのでおつむが一杯になってしまうようだ。オーディオ系のアプリケーションを起動するとピコンとエラーメッセージが表示される。その後は何となく動くけれど、それは何となく動くのであって、何となく不安。現在進行中の公演が終わったら何度目かのリカバリをやろう。人間ドックみたいなモノだ。完全に復旧するまで丸二日ぐらいはかかるんだろうなあ。めんどくさい。

ツカヤマ!コーエン進行中です。台風が来たり(来そうになったり)してちょっとアレですが、まあ、ふつうに進行中。

このところ秋めいているせいか、かつて劇團にいた人間から続けてメールが来た。いろいろ近況報告が書かれてあり一安心。みなそれぞれの道を歩んでいるようで何よりだ。願わくば芝居の道から外れること無いように祈っているたわらである。

明日は本番4日目。『死のような死』の2回回し。さてさて。イッてみます。
皆様のご来場お待ち致しております。
■2003年9月18日(木)初日。
この単語を何度ここに書いただろう。
初日幕開けしました。今回は2本立て日替わり公演なので“1回目”の初日。明日は“2回目”の初日。

一つ事件があった。マスダ氏の自転車が旅に出てしまったことだ。母を探しに行ったのだろうか。それとも天竺に経を授かりに行ったのだろうか。いずれにせよ少し寂しい。なむなむなむ。

『日替わり2本立て』を企んだら、なんと台風接近の報が。なんてこったい。こんなことは2000年の旗揚げ公演以来だ。さて、お客様はいらっしゃるだろうか。紫色のバラを抱えてずぶぬれで。


とにもかくにも明日は“2回目の初日”です。
皆様のご来場お待ち致しております。
■2003年9月15日(月)更新せぬママ本番ですよ!
『ハンドー小』が終わってからの一週間、たわらはどうやら忙しいらしい。
隣のマスダ氏がここのところ律儀に日記を更新しているなと思ったら今日突然、次回公演の初稿573枚を持ってアトリエにやってきた。何かをやり遂げた後のさわやかな笑みを浮かべ自転車で。梅の食べ過ぎか。

稽古は佳境。アタマはいっぱいいっぱい。あれやこれややることが多い。で、やはり。そういう時に限って“気分転換”という名目で逃避行動をとったりなんかするのだ。だから映画を観に行った。『閉ざされた森』を。観た。
エンターテイメントということで十分に楽しめたが、タイトルが“?”だった。全然“閉ざされて”ないし。原題は『BASIC』だったし。それもなんだか強引だったけど。疲れたアタマを休めるには不向きな作品だった。

本番前のお約束と言うことで、コンピュウタの調子がよろしくない。VAIO君2号にはMDが内蔵されているが、それがうまく動作しない。音響用のディスクを作成することが出来ずに大変だった。今までは作成した音データを直接MDに転送(NetMDなので)していたが、今回はそれが出来ず、いったんCD−Rを作ってそれを別のMDレコーダで録音して再びコンピュウタに戻して再編集というなんとも効率の悪い作業となった。
で、ふと考えたのだが、もし、もし、VAIO君2号が逝ってしまったら・・・・。嗚呼、考えるだけでも恐ろしい。バックアップ体制を整えておかねば。ライフライン(って変なコトバ)の整備をせねば。

そんなこんなでいよいよ今週本番ですよ!
皆様のご来場お待ちしております。
■2003年9月10日(水)幾たびも稽古は続くよどこまでも。
朝10:00から本番へ向けての稽古をし、午後はツカヤマ!の通常稽古。夜は踊りと太鼓稽古、深夜に本番への稽古。心は無の境地へと向かっていくのだった。いや、ナニもないという意味ではなくてね。

ツカヤマ!の“通常稽古”というのは11月の公演に向けての稽古のことだが、次回は劇團外の役者も出演する予定になっており、劇團員と、その“色”と“味”をそろえるための稽古メニュウをこなしている。中身はと言えは、“ふつう”の発声や筋トレなどから始まって、いろいろなゲーム、エチュウド、ディスカッションなどで、基本的なことから実践的なことまで殆ど学校と言ってもいいくらい手取り足取り懇切丁寧だ。しかし、『演技』という、目に見えはするがまた見えないモノについて話し合うので、非常に時間が掛かりなかなか前に進まない。例えば『クサイ(大げさな)演技とはなにか』という質問が出た場合など説明に困る。“クサイ演技”という定義がそもそもあるわけではないし、その感じ方は人それぞれで最終的には好みというところにいってしまう。クサイ演技(大げさな演技)が良いとか悪いとかではなく、それが作品に適した演技であるのか、またそもそも“クサイ”とはなにか、どうして“クサイ演技”が生まれるのか、それは果たして“おもしろい”のか、などと、一つのことが解ればまた次々にとたぶんおそらく果てがない。

ということでこの話題もきりがないのでここで終わり。こうやって少しずつ経験値が上がっていくのであった。

本番まであと1週間。外は台風。
■2003年9月8日(月)一夜明けて。
「伊江島ハンドー小」が無事に終わった。ご来場下さった皆様ありがとうございました。
RBCの収録が入っていたので近日中に放送されると思います。未見の方はぜひどーぞ。

さて。次はツカヤマ!コーエンだ。2週間をきって稽古も大詰め。先日も書いた通り準備することがたくさん(通常の2倍)あってなかなかアレである。急ぎでやらなければならないのは“衣装”と“音響”のふたつ。少々焦らねば。

ここのところどうも天気がよろしくない。たわらはかなり敏感肌なのでちょっとした気圧の変化でもすぐに大きなアタマが痛くなる。昨日の本番前も。いい天気だなあと考えつつ小屋入りしたら、しばらくして激しい雨になったりして。気象庁の予報の的中率が6割だかをきったそうで大変である。
そうそう。昨日遂に“初乗り”しました。モノレール。『安里駅前劇場前→パレット市民劇場前』をというのをやりました。で、どうだったかというと。ふつうでした。マスダ氏が過剰な期待を持ってわざわざ開通初日に早起きして乗り、すぐに飽きた理由が分かりました。ナニもかもが皆ふつう。
それにしても乗客のマナーの“良くなさ”は問題だ。車内が混んでいるのに、席に隙間を作って座ったり、大きなバックパックを背負ったまま乗り込んで来たり、子供を土足で席に立たせたり、周りを気にせずベビーカーを展開させたり・・・・・。いろいろ。これも前に書いた通り、そういうマナーがまだ遺伝子に組み込まれていないのだなあ。

そんなことを書いているうちにも本番まであと10日。
■2003年9月6日(土)いよいよよ。
明日は「伊江島ハンドー小」の本番となりました。
皆様のご来場お待ち致しております。


今日は仕込み、ゲネプロだった。
ツカヤマ!と違って、全てが"お膳立て"されているのでラクチンである。っつうと、ホントのところダメだが、お弁当まで自動的に出てきたりなんかして、それはやはりラクチンなのである。

なんにせよ。7日(日)パレット市民劇場にて13:30,18:00の2回公演。舞台で待ってます。
■2003年9月2日(金)稽古はカキョウへ暦は9月に。
いよいよ7日(日)は『ハンドー小』の本番だ。稽古も大詰めに差し掛かっている。今回の舞台は主演に新人を起用する、かなり挑戦的なものだ。本番までにどこまで高めていくことが出来るか。あと数日。

で。そうこうしている内にツカヤマ!は明日美術の仕込みの日を迎えるのであった。
今回二作品の日替わり上演という、ちょっとアレなコトをするので、単純に作業が普段の二倍だったりするわけで、まあ、大変である。美術も、なんというか、ある意味、かなり、そんなである。美術も・・・・必見。コワイです。


以前に発注いただいた、同人誌『別腹』の原稿が完成した。原稿と言うには、コレも、やはり、ちょっとアレな状態だが、とりあえずは出来た、ということだ。
で。無許可で宣伝。
『別腹』とは。第1号のサブタイトルには「詩と絵のやっほー本・ベツバラ1号」とあり、その編集後記には「みなさんには、おもに本業(短歌とか俳句とか古物商とか)以外での作品をいただいています。」などと記されている。つまりたわらを例にすれば『“役者”という本業以外の芸を披露する』とでも言えばわかりやすいか。今度の参加はマスダ氏繋がりで声を掛けてもらった。つまりがそんなディープな同人誌である。
たわらは数少ない“芸”の中から、『ホームページ』を選んだ。さて、一体どんなものに。それは購入してからのお楽しみ。というか、オキナワではどうすれば購入できるのか分からないけど、興味のある方は探し出してみて下さいませ。もちろんマスダ氏も“芸”を疲労しています。まちがえた。披露してます。
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