きょうのたわ(ら)ごと
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劇團塚山公園!へ
最近のたわ(うら)ごと
落ち着かないたわらの日々
■2003年11月29日(土)ついに。
はじまった『メロンとチワワ』。
初日開けました。へーわです。

2日目は14時と18時の2回公演です。多数のご来場をお待ちしております。
昼公演は普天間高校生は名嘉高志君、夜公演は金城太志君です。両方観るってのも良いのでは。


夜ビデオ。『息子の部屋』観た。色々考えさせられた。いろいろ。いや、内容じゃなくて。
■2003年11月28日(金)いよいよよ。
始まる。『メロンとチワワ』。ツカヤマ!の今年最後の芝居である。
何度もここに書いている通り今回は劇団「BLACKSMITH」の堀君と普天間高校演劇部の名嘉君、金城君が出演する。皆若くて元気でびちびちしている。皆様また今までとは違うツカヤマ!をお楽しみに。
お客様は神様です。本日から5日間。ぜひ足をお運び下さいませ。


今日は本番前日なので、健康趣味のツカヤマ!は21:30に稽古を終えて睡眠をとることを強要する。たわらはといえば、レンタルビデオ(レンタルDVD)屋へ。何とは無しに『ストーカー』、『バッドボーイズ』、『息子の部屋』を借りてきた。早速『バッド・ボーイズ』を観た。全く持ってつまらない。寝る前によろしくない方向にテンション上げてしまった。まあ、いいだろう。

明日は本番なのでもう寝る。
■2003年11月26日(水)極寒の地。
かつてツカヤマ!の『ないちゃーず』に出演したことがある琉球舞踊家のAさんが舞踊公演のために行っていたロシアから帰ってきた。約10日間の旅公演だったようだ。で、ツカヤマ!にチョコレートを買ってきてくれた。いつも“ひもじい”役者たちは貪るように、というか、貪っていた。おみやげ話によると「ロシアはやっぱり寒かった」そうだ。

そんな話を聞きながらも淡々と稽古をするわれわれ。昨日の通し稽古での“ダメ出し”をひとつひとつチェックしていく作業。
明日はゲネプロ。しかも2回まわし。
■2003年11月24日(月)調子は良くあり。
冬なのに毎朝早く目覚める。どういうことになっているのか分からない。一般的には「もう年なんですよ」と突っ込まれることになるのだろうが、それにしても何だろこの状態は。早いといっても会社勤めの様な早さではないが役者稼業としては異例の早さではないか。この数日は7:30に目が覚める。夜3:00に眠ってもこうだ。だからって日中に眠くなることもない。まあ、時間がたくさんあるのは良いことなので良いのだ。

しかし、それとはまた別問題で稽古が疲れるのは確か。自ら仕組んだこととはいえ“ダブルキャスト”は稽古量もダブルになるわけで、今日の稽古は最後辺り、一体ナニを喋っているのか分からなかった。
音響をやっているマスダ氏も同様に疲れているらしく囲炉裏端で「もう年なんだなあ」とつぶやきながら手のひらを見つめていた。

制作のN嬢の誕生会をやった。バナナパイに無数のろうそくを灯し皆で祝福した。ハッピーロウソクパイ。

さっさと眠ればいいのに夜からビデオを観た。『アニマトリックス』、『トリプルX』。
■2003年11月23日(日)「そんなことを書くからですよ」
マスダ氏は『たわらごと』を読んでそう言い放ったのだった。
VAIO君2号内蔵のMDレコーダーが昇天してしまった。この数日に予兆があったので音材自体は何とか作成済みで、胃に穴が開く事態は免れたものの次回からどうしたものかと途方に暮れる。オー!ぱっきゃまらーどぱっきゃまらーど。
朝からでろろんとした気持ちでベスト電器に行きとりあえずMDレンズクリーナーを購入してみたりなんかしてみたりしたがダメだった。分かってはいたが。環境の復帰よりもまずは作成した音材にどうやってタイトルを書き込むかを考えねばならない。本番はすぐそこだし。それでツカヤマ!の音響機器MDにコンピュウタキーボードを接続してかちゃかちゃやることにした。しかし稽古で力尽き明日に持ち越し。しかも今日は照明の仕込みで長丁場なのだった。

あっけなく書いてしまうが、夜中にVAIO2号を愛撫していたらケロリと直ってしまいました。MD。もちろんイロイロあれこれやった結果だけれど。そこんところの詳細はかなりアレで書くと大変長くなるので割愛。
いつもに増して強烈な教訓を得た。コンピュウタなどが無くなると一体どうなるのだろう。これは依存だ。長期的に何か対策を考えよう。


稽古は着々。本番まで1週間をきった。雰囲気も良い感じ。楽しみだ。
■2003年11月20日(木)なんどもなんども。
公演毎に同じことを書いている。例のごとくで忙しくなるとVAIO君2号もイッパイイッパイになって少しおかしくなる。ヤマ場はチラシ制作の時に過ぎていて、今度は“リカバリ”という事態には至らなかったものの音響のデータがどこかへ逝ってしまった。それでさっそく逃避行動。

映画を観た。『死ぬまでにしたい10のこと』(監督/イザベル・コヘット 出演/サラ・ポーリー、スコット・スピードマン、マーク・ラファロ)。原題は『my life without me』。
非常によいです。好みです。時間とお金と心の隙間に余裕のある方は是非観てみてみて下さい。
用心深く詳細を知りたい方は上の公式サイトをご覧アレ。製作、監督、キャスト、皆変わった方ばかりで、「ああ、この人あの『ガープ』に出てたな」とかが分かります。『talk to her』は見逃して残念。

友人が絶賛していた『ショコラ』は見逃してしまいアレだが、それでもタワラテキには『たそがれ清兵衛』と並ぶ作品であった。だって、もいっかい劇場に足を運びそうだし。

とは言ってもこのタイトルはどうかと思う。『死ぬまでにしたい10のこと』。いや確かにその通りなんだけど、予告編を観た時に「うぎゃ」と声を出しそうになったタイトル。このタイトルが多くの人に“ある種”のインパクトを与えることは分かるが・・・。
ならばこの手法、ツカヤマ!でもやらねばならないのか。


   構想10年!稽古12ヶ月!今!幕を開ける壮大な現代日常叙事詩!
   愛と感動と涙でつづるハートフルヒューマン小劇場スペクタクル!!


          『メロンとチワワ』

              まもなく公開!!!
                             (ウソですよウソ)
■2003年11月17日(月)間隙。
稽古の合間、空き時間を活用して映画を観た。『マトリックス・レボリューションズ』、『28日後』、『キル・ビル』の3本。どの作品も人に気軽に「観て!」と言える作品ではない。
タランティーノの6年ぶりの新作『キル・ビル』は演歌だった。はちゃめちゃな設定に、とにかく日本が好きなんだというすごいパワーを感じる。“服部半蔵”がオキナワに住んでいて板前をやっていたのには驚いた。
噂の『マトリックス』はどうか。前作同様に宗教映画だった。こちらもまた、監督兄弟はジャパニメーションが好きなんだというすごいパワー。『キル・ビル』も『マトリックス』もキーワードは“日本”なので、観ていて妙な気分になる。で、例えば『マトリックス』が日本アニメにありがちな“設定マニア”にならないのはどうしてかなどと考えていた。この圧倒的な世界観やエネルギーはどこから来るんだろう。そういえばかつて『エヴァンゲリオン』にも似た印象を持った。そうそう、『エヴァンゲリオン』が実写化されるそうだが一体どうなるのか。
全然関係ないような気もするけど。『マトリックス』を観ていて「稽古をしよう」と思った。

現実世界では着々と稽古が進むよどこまでも。
■2003年11月14日(金)一夜明けてどころか。
『女優子』公演が無事に終了した。
ご来場下さった皆様ありがとうございました。

それにしても疲れた。ご覧になった方はその通り。衣装、メイク替えでてんやわんやでございました。いわゆるひとつの早替え。スキルアップ(?)にもなりました。メイク。

その翌日からは、ふつーにツカヤマ!だ。ごくふつーの日常。つまり稽古。
今回の公演には普天間高校演劇部員2人と劇団「BLACKSMITH」の役者が1人出演する。前にも書いたような気がするが高校生はダブルキャストで日替わり出演になる。皆テンションが高い。いよいよ2週間を切って稽古は佳境へ。

皆様!『メロンとチワワ』お楽しみに。
■2003年11月12日(水)本番は。
いよいよ『女優子』です。
本日15時と19時の2回公演です。
皆様のご来場お待ちしております。

で。たわらのいない間もツカヤマ!は稽古をしているのであった。
■2003年11月9日(日)・・・・・・。



女・優子が追っかけてくる。てけてけてけ・・・。



■2003年11月6日(木)来年のこと。
そろそろ来年のことを考えている。
年明け2月、3月とうちなー芝居の公演がある。さて、その他はどうしようか。
よくマスダ氏とも話しているが、そろそろ“再演”もいいかもしれない。この2年狂ったように公演を打ってきたのでいつの間にかレパートリー(?)がいっぱい。さて。

『女優子』の、もろもろ準備に追われる一日。『めろん』のダイレクトメールも作らなくてはいけない。そうだポスターも作ろう。

めろん!と言えばこーこーせーがおもしろい。まず、話が通じない。ジェネレーションギャップというのは本当にある。で、時間をかけてじっくり話を聞いてみると一人は離島の出身だそうで、会話の端々に、何というか“流れる時間”にギャップみたいなものを、というか、そんな差異を、というか、とにかくそんなようなものを感じる。これがおもしろい。って、意味わかんないだろうなあ。
例えば。20代の友人が那覇市楚辺に住んでいるのだが、どーもその辺りは時間の進み具合が遅いらしく、その友人の幼い頃の思い出とたわらの子供の頃の思い出とが10年以上の時代の壁を越えて重なる部分が多くあったりする。あれだな、やはり意味わかんないか。

それはともかく。ちょっと前までのモエ蔵がそうであったように、現役こーこーせーは22:30をまわった頃から急速にエネルギー不足になる。居眠りをするほどではないがテンションがかなり下がって蝋人形のようになる。しかもどうやら自らの電池切れ状態にちゃんと自覚があるらしく、突然むくむくっと起きあがって、

「お願いですから動かして下さい」

と言う。やはりこの世代のエネルギー源は自家発電か。
■2003年11月4日(火)
朝から『優子』と稽古。
10時から17時まで『女優子』の稽古。いよいよ来週である。一週間をきった。
本番は↓

平成15年度文化庁芸術拠点形成事業 あしびなー水曜劇場
『女優子』
主催 沖縄市 あしびなー自主事業実行委員会 劇団58号線
11月12日(水)
沖縄市民小劇場あしびなー
15時・19時開演(2回公演)
前売り券 大人2000円 高校生以下1500円(当日500円増し)
問い合わせ 劇団58号線090−6860−5858
公演中の問い合わせ 090−1943−3244
プレイガイド リウボウ 照屋楽器店 コープおきなわ


↑の通りです。
皆様ご来場お待ちしております。

ツカヤマ!の稽古もちゃくちゃくちゃくと進行中。
今回は現役高校生が2人出演する。普天間高校演劇部の2人でダブルキャストだ。
当初はどちらか1人を起用する予定だったが、直接会ってみるとどちらもおもしろい人物で、ソレならばダブルキャストも良いだろうと。

さて。皆様びちびちのこーこーせーを観にいらして下さいませ。めろんとちわわ。
そういえば現團員のモエ蔵も高校演劇の出だ。
■2003年11月1日(月)3日間のバトル。
高校演劇大会が終わった。
とても楽しかったが、肉体的、身体的には激しく疲労した。
当たり前だが、居眠りするわけにはいけないし、公平に観なければいけないし。

今回で3回目の審査員であった(演劇連盟さんありがとうございますです)。この間でどの学校もレベルがグンと上がっている。特に首里東高校や具志川高校などにそれを感じた。作品の出来としてはまだまだだが、今後に期待したい。

最優秀(九州キップ)は普天間高校、優秀賞は那覇国際高校などなど。で、優秀校は年明けの3月にパレット市民劇場において、連盟主催で一般向けの公演を打つらしい。今年首里高校と那覇西高校でやった自主公演の必要性が認められたようでうれしい。できればまた演出をさせてもらいたいものだ。

高校生の舞台そのものよりも、その後の質疑応答の時間が大変だった。

「どうして私達は最優秀賞なのですか?」
「舞台で下品なギャグはOKですか?」
「ウチナーグチを使った方がいいのはなぜですか?」

などなどの質問が飛び出して答えるのに苦労した。
なかでもとどめは以下だった。


「生きる意味について教えて下さい」


関係者の皆様お疲れさまでした。
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