■2005年2月24日(木) | 疲労と。 | ||||||
ツカヤマ!の稽古はちゃくちゃくと進んでいるがそろそろ皆の表情に疲れが見え始めている。ときどき甘味を与えて血糖値を上げているが、燃費が悪いよう。 また差し入れの「レモネード」をホットで飲んでビタミンを補給したりもしている。 ちょうど今週末は『大地』公演の為、稽古が休みになるので、しっかり休養をとって死なない程度にハッスルして欲しい。本番まであと3週間。 あ。ツカヤマ!サイトに公演日を掲載するのを忘れていました。 次回公演は 『403 forbidden』 作 増田静 演出 たわら 日時 3月19日(土)〜23日(水) 場所 Theater TEN 19日(土)19:30 20日(日)14:00 18:00 21日(月)19:30 22日(火)19:30 23日(水)19:30 です。皆さまのご来場心からお待ちしています。 |
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何を書くべきか。 | ■2005年2月20日(日) | ||||||
何を書こうか。三寒四温。急に寒くなる。 先日「沖縄芸能関連協議会(仮称)」の懇談会があった。 東京から狂言師の野村萬さんをお迎えして“囲む会”という形をとり、沖縄のあらゆるジャンルの舞台芸術に関わる人々が集まった。 たわらは「協議会準備会」でもあるが、また、「沖縄現代演劇協会」として参加したのだった。 凄くおおざっぱに言えば、この「沖縄芸能関連協議会」の目的は、沖縄でこれまで繰り広げられてきた「やーぐゎー ちくえぇー」ではなく、共感できる大きな目標には一致団結し、舞台芸術に関わる人々の地位の向上を目指そうというもの。 とても大きな組織になるのでやるべき事は山積だが、集まった各界の代表の方々の顔を見ていると、それぞれのジャンルで色々と課題はあっても大きな目標に向かって力を合わせようとする意志を感じるのは心強い。ここでもまた色々と勉強できるのはありがたい。 さて。現代演劇は。 名称は「沖縄現代演劇協会」にほぼ決まりで、3月1日に発足することになった。仮理事会を招集して話し合い、今後の活動方針、2005年の活動計画の概要も見えてきた。 詳しくは協会発足後の発表となるが、ツカヤマ!も併せてさらに忙しくなりそう。 数日に一回の更新となっている日記だが、もちろんその間も生きているわけで、上のこともやりながらも中心は稽古にある。 来週は「大地」の『ゴンダールのやさしい光』公演が県立郷土劇場である。ここにチラシなど詳細を掲載したいが余裕がないのでリンクで→ここ。 多くの皆さまのご来場を。 |
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■2005年2月16日(水) | 変化し続けるコトバ。 | ||||||
3月の公演に向けて稽古していて、現役高校生も稽古に参加している。 出演する高校生の他にも学生が顔出したりしているが彼らと喋っていると会話が成立しないことがよくある。いくつかのある特定のコトバ(単語)の意味が変化しているのだ。 コトバは変化していくのが当たり前だから、否定はしないが、急速な変化を目の当たりに(?)するとかなり驚く。 琉球新報の『落ち穂』にも「微妙」の多用について書いたが、現役高校生による最先端の『微妙』はさらに変化していた。意味合いはこんな感じ。 「ねえ、これおいしいんじゃない?」 「(眉間にシワを寄せ)ええ!それ、微妙じゃない?」 どうやら正反対の意味で否定する場合に使われているようだ。 しかも平板な発音で、「びみょうじゃ」までの音が低くて、最後の「い?」だけが持ち上がる、いわゆる『語尾上がり』で使うそうだ。 他にもこんなコトバはないかと尋ねたら次から次へと驚くべきコトバが出て来た。 「これ、かわいくない?」(かわいいよね?と同意を求める意味で。平板に) 「それって、おいしくない?」(おいしいよね?と同意を求める意味で。平板に) 「それって、おいしくなくなくない?」(不明) 「これ、おもしくない?」(おもしろいよね?と同意を求める意味で) 「これって、すげーびみょーにまずくない?」(激しくまずいらしい) しかし上には上がいるもので、そんな高校生でもコンビニのレジで 「1000円からお預かりしてもよろしかったでしょうか?」 と言われたら一瞬硬直してしまうそうだ。 |
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旧正月。 | ■2005年2月8日(火) | ||||||
コンピュウタ君達のウイルスチェックをしたら、「RAP_WAYD.A」なるスパイウェアが検出されてびっくりする。 トレンドマイクロのサイトを確認すると「人間などによるファイルの受け渡しによってのみ他のマシンに頒布されます。」とあるが最近ファイル交換などしたことがないので、全くもって「?」である。他には「Web上やスパムメールなどを介して配布されているものをユーザが誤って導入」ともあるが、特に覚えはない。危険そうなサイトをネットサーフィン(死語)した覚えもないし。空気感染か。 先の日記で久しぶりに『玉』画像を載せた。 いま『玉』は春だ。 『玉』にはいわゆる『タマ』はもうないが、身体の中の何かがそうさせるのか落ち着きがない。トイレットペーパー、キッチンペーパー、ティッシュペーパーをうかつにその辺に転がしてはおけない。 旧正月なので初詣に行ってきた。 今年の新正月は、心が忙しくて行けずじまい。それで旧正月にご挨拶。 今年の抱負は『開脚のように』だが、おみくじは『小吉』だった。まあ、今年は大きな変化の年となるからこぢんまりとした小吉あたりで正解なのだろう。 楽しみは毎年行く神社のおみくじの中に小さい七福神のどなたかが入っていて『金のエンゼル』か『銀のエンゼル』かという具合だ。 今年は『弁財天』さまだった。芸能の神様である。ありがたや。 |
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■2005年2月5日(土) | 冷えたりしながら。 | ||||||
立春過ぎて暖かいニオイが来たり雨降って冷えたり。 先日の『60年公演』の残務もほぼ終えた。それでアタマがぼーっとしている日が続く。稽古はふつうに進行しているが目の前に薄い膜が張ってある感じ。 そろそろ(といってもかなり遅いが)『403』のチラシを作り始めている。書店に行き、デザイン関係の雑誌をぱらぱぱやっていると、今回やりたいなあと考えていた事柄に関する特集を発見。こーゆーことはよくあることだが、まあ、意識がそこに向くから発見するわけで。早速あれこれ。 旧友の一人から「家を買った」とメールが来た。そうか、買ったか。家を。よかったよかった。 「キャンプファイヤーをやろうと」返信。 今年のある新年会は、この友人とは別の新居を構えた友人宅で執り行ったが、どうも30代の後半戦になると、みな人生を真剣に考えているようでかなりオトナに見える。エライなあ。たしかまた別の友人は昨年だったかマンションを購入したし。 友人らはどうやら目的意識(←懐かしいコトバ)を堅持して生きているようだ。役職に就く年齢に達し、事実肩書き持ちが増えてきた。そういえばかつてマスダ氏と互いに肩書きで呼び合うことにしようと決めたことがあったなあ。当時のたわらの肩書きは『劇團塚山公園!公園事務所公園管理人』で、この肩書きを持って結婚式の司会をやったら新郎の親御さんに怪訝な顔をされたっけ。 現在、設立に向けて奔走している件の「沖縄県現代演劇協会(仮称)」でも“職務”の話が出ており、何人かは何らかの肩書きを持つことになる。この協会は『サークル』でない、社会的に通用する法的拘束力を持つ定款を定めた団体のためいろいろ複雑である。 複雑であるが故に、動き出すまでが一苦労なのだが、懐かしいコトバであるところの目的意識をしっかり持って進んでイクのだった。 協会の大きな目的は『現代演劇の普及』である。まず当面の目標は合同公演か小規模演劇祭となる予定。 |
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2月の始めに。 | ■2005年2月1日(火) | ||||||
ずいぶんと日が経ってしまった。 このページを見て下さっている皆さんすみません。 稽古を始めとする諸事にキリキリ舞いの忙殺でした。 演劇空間「大地」の学校公演の年度内分が終了した。年末の慌ただしい中でスタートした公演だったが無事一段落。 次は今月末の『県民劇場』公演だ。 その稽古の中でも発見がいくつかある。 今回久しぶりに新垣正弘さんと一緒になったのだが、稽古中、演出の要求に解らない部分があって、あれこれと議論していたら、新垣さんが一言。 「それは技術だよ」 ここにそんなことを書いても意味不明であろうが、まあ、なるほど、とゆーことで。 ツカヤマ!は次回公演に向けて鋭意稽古中。日時の詳細については近日公開! 次回作品はツカヤマ!マスダ最後の新作オリジナル。 『403forbidden』 さて。ここでお知らせです。 この度、3月末日付けで作家の増田静が劇團塚山公園!を退団することになりました。 劇團塚山公園!のリニュウアルから4年。これまでマスダ作品を愛して下さった皆さまありがとうございました。 なので。「オリジナル新作」と言う意味では最後の作品となります。 今後、過去のマスダ作品再演はあるかもしれませんが、『新作!』は最後となりますのでお観逃しの無いよう、皆さまのご来場お待ちしております。 さあ!『劇團塚山公園!』の行く末はいかに! もちろん存続しますです。ハイ。 『沖縄県現代演劇協会』設立の「くわだて」もしゅくしゅくと進行中。 この件についてはまた改めて。 |
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