■2005年4月28日(木) ゴールデンウイーク。


やることは稽古だけなんだけど。
来週末は『母の日』公演。

『沖縄現代演劇協会』の電話回線が開通した。
電話機はまだ無し。
プロバイダとの契約も済ませた。
コンピュウタはまだ無し。

電話回線の加入権が安くなるだの、タダになるだのの話は聞こえているが、そのプロバイダのキャンペーンでは入会金も加入権も全部タダだった。かかったのはNTT配線工事の実費のみ。
ホームページの準備を始めなくてはならい。



東京から帰ってきて考え続けているのは(以前から同じ事ばっかりであるが)「うまい役者とはなんだろう」ということだ。
ある舞台に出ていたある役者が圧倒的にうまく、他の役者を完全に“喰って”いた。技術的にうまいというだけではない圧倒的な存在感。鍛錬によるものなのか。個人の資質に起因するものなのか。いずれにしろ上には上が幾らでもいる。精進あるのみなのだ。



TTC(仮称)ももくもくと稽古。
最近オキナワは演劇公演の数が徐々に増えており、全体的にはとても良い方向に向かっている感じ。プロデュース公演が多くなっているところに若干の疑問を感じるが、まあ、これも通過すべき儀式というか流れというか、そんなことなのだろう。といいつつもTTC(仮称)の次回はプロデュース公演なのだが。
東京。 ■2005年4月22日(金)
かなり久しぶりに東京に出た。
今回は観劇ツアーとお仕事と。

4泊という短い滞在だったがいつものように駆けずり回り6作品を観ることが出来た。
以下の通り。

●『コミュニケーションズ』 (作演出:渡辺えりこ いとうせいこう 別役実 他 所:新国立劇場)
●『屋根裏』(燐光群 作演出:坂手洋二 所:梅ヶ丘BOX)
●『猫と庄造と二人のおんな』(月影十番勝負 原作:谷崎潤一郎 脚本:内田春菊 演出:木野花 所:青山円形劇場)
●『ルル』(北九州芸術劇場プロデュース 原作:F.ヴェデキント 演出::白井晃 所:世田谷パブリックシアター)
●『清水宏のサタデーナイトライブ17』(作演出:清水宏 倉増啓 所:ザ・スズナリ』
●『トスカ』(レダ・プチシルマpresents 作:ビクトリアン・サルドウ 演出:栗山民也 出演:大地真生 篠井英介 他 所:草月ホール)

大変刺激を受けた作品もあればそうでない作品もあり。
年内にもう一度観に行ければよいが。
東京で見たこと聞いたこと考えたことが幾つかある。それはまた改めて。


東京に滞在中にノートコンピュウタ『LOOK君』が奇声を発した。ホテルの金庫に預けていた彼をお迎えして、部屋で電源ボタンを押したら

「ぎゅうぅぅぅいぃぃーーーん」

と鳴り出して、起動後もずっと

「からからからからからかららからから」

と鳴きっぱなし。原因不明。
帰沖して早速メーカーに問い合わせてチェックをしたが、機械的な異常はなさそうとの結果が出た。それで点検を兼ねて修理に出すことにした。
ゴールデンウィークを挟むのでちょっと長のお別れである。
で。サポートについて。世の中『ソニーショック』とか言われている通り、ソニー製品をやめて富士通製にシフトした訳だが、サポートサイトといい対応といい素晴らしい。分かりやすいことが一番だ。
いつまでも独自の技術と仕様ばっかりにこだわりすぎて"顧客不在"なソニーはコンピュウタ2台分の売り上げを失ったと。


『Theater TEN Company(仮称)』の動き。
『Theater TEN Company(仮称)』という名称は長い。コンピュウタならともかく自筆でとなるとちょっとあれである。
なので「TTC(仮称)」と書くこともある我々であるが、次回作の稽古に入っている。次は7月の中旬を予定。
上演許可の関係でまだ公開は出来ないけれど、キャストも決まり“呼吸合わせ”のような稽古を始めている。

で、この7月はたわらは出演しません。
団員のKがプロデュースをしたいということで作品を選びキャストを選んだ。『若くてフレッシュな』人選でやりたいらしい。時代は動いているのだ。
だから、今回は演出などに徹します。公演の詳細は間もなく公開しいます。お楽しみに。
■2005年4月11日(月) リズム。




身体の。どうも変化している。まあ、いろいろアレでソレな状況だから理解はしているが、どうも変化している。
この二、三日ではっきりしたのだが、日記が書けないのはそのせいだ。つまりは言い訳だ。そんなことにしておこう。

『母の日』の沖縄芝居の稽古が始まった。今年も『都ホテル』の舞台に立ちます。食事付きの公演なので一般的な劇場公演とは勝手が違いますが、興味のある方は是非どうぞ。

高校の授業も始まる。今年は受講生が少しだけ増えた。しかし、なにぶん高校の“特色科目”の中の“選択”なので、演劇以外の“楽しい”授業からハズレてやって来る生徒もいる。
それはやっぱり芝居よりはボーリングの方が楽しいでしょう。ねえ。
この一年をかけて、芝居もふつうにおもしろいということを伝えていくつもり。発表会などが出来たら、なお良し。


『沖縄現代演劇協会』で飲酒会をもった。
10月に決定してる合同公演に向けての意見聴取と親睦会を兼ねての酒盛りだ。
様々な意見がでた。
『現代演劇』という大ざっぱな括りの中で集まったメンバーなので、芝居の目的も、方向性も何もかも違う。そんな中でひとつの作品を作るのはかなり難しいことだが、それを踏まえた上で前向きな意見が多い。ので、まあ、何とかなるだろう。一発目は『沖縄現代演劇協会』が発足した祝典的なお祭り公演にする。予定。


今年度の予定が大まかに見えてきた。8月頃から激しく忙しくなりそうな予感。
『Theater TEN Company(仮称)』と劇団「綾船」と『沖縄現代演劇協会』と。それから。
開始。 ■2005年4月3日(日)
一日は短い。
朝起きたと思ったら夜になっている。
ひとつひとつ片づけるべき事を整理しつつ、しっかり逃避活動も忘れない。
ナニを思ったか『半身』と『トーマの心臓』、『火の鳥』、『サイボーグ009』を買ってきた。
それから久しぶりにビデオを借りてきた。『コラテラル』、『バイオハザード2』。

何をやっているんだろう四月。街をゆけば真新しいスーツ姿の人たちが歩いている。たわらはアタマがぼーっとしている。
二月くらいから“週記”になっているこの日記をもっときちんと書くようにしようと毎日考えている。春だなあ。


新生『Theater TEN Company(仮称)』では次回公演に向けて動き出した。
団員のKがプロデュース公演を打ちたいと言うので全て任せてみることにした。それでもって企画書の書き方からスケジュールの組み方など制作にかかわる作業全般を伝授中。
なので四月の中旬に久方ぶりの観劇ツアーを実行しようかと画策している。ただ東京へ行くとなると『玉』の処遇を考えねばならない。連れて行く訳にもいかないし。ペットホテルかなあ。











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