

			■２００５年１１月１日（火）	便所で１００ワット。
				死んだ友人の送別会をやった。しんみりした会ではなく、カラッとサラッと一番親しかった三人でやった。『陰膳の会』。たわらの視点から付き合いの長さを振り返れば、一人が小学校から、一人が中学校から、そしてヤツが高校からで、短いヤツでも二十年の付き合いになるのだった。それぞれにはそれぞれの付き合いの長さがある。ありがちなバカ話から、ここには書けないような"おもーい話題"まで次から次へと尽きない二十年分。現在、『いやし隊』のパンフレットを制作中なのだが、その中のプロフィール文にＷｅｂ日記を公開していること書こうと思い、いつから書き始めたのか調べてみたら２０００年１２月だった。そこにこう書いてあった。毎年誕生日がやってくると友人の言葉を思いだす。「２０代の１０年間は当たり前に生きてゆける。でも３０代の１０年間は生存率がぐっと減り、いつ死んでもおかしくない。」たしかにそうだ。身体が資本。確実に、着実に、真っ直ぐ生きて行こう。 Friday,Dec.15,2000 01:14:02 一人は最近「手が痺れる」と言っている。それはヤツの呪いかもしれないが、明日まで続くようであれば“脳ドック"を受けるよう薦めた。そして『陰膳の会』の終わりにひとつ提案しながら夜も更けていく。たわら　「だれが最後まで残るか勝負をしないか？でも、ただやったのでは忘れるから、なにか残る形でどうだろう？」Ｔくん　　「え？どんなの？」たわら　「金出す？毎月１００円とか。それを貯金して、最後に生き残った人がもらうとか」Ｋちゃん「えー、お金？」たわら　「うーん。やるとしても、もやいっていうのはヤだなあ。最終的には目的がずれていきそうだし」Ｔ君　　　「でも、それが解りやすいんじゃないか」たわら　「うーん。じゃあ毎月１０００円で」Ｔ君　　　「でも、最後の人はどうやってそれもらうの？」たわら　「だから、口座を作って、カード作って、暗証番号を共有するの。Kちゃん管理ね」 Kちゃん　「名義は？」たわら　「うーん。Ｔ君、ナニがよい？」Ｔ君　　　「うーん。ナニが良いかなあ」 Kちゃん　「たわら養老保険」たわら　「あ、それ。決まり」Ｔ君　　　「うん」
			SkypeでStand - alone	■２００５年１０月２９日（土）
			時間の過ぎるのが早い。ナニをしている訳でもないのに早い。朝起きたと思ったら夜だ。朝起きて気が付いたら夜だ。沖縄市戯曲大賞公演まで一ヶ月を切った。気持ちは焦る。現在は公演当日に配布するパンフレットを制作中。と言ってもデザインはたわらではないが鋭意製作中。それで協賛広告を出稿してもらうために営業活動も展開中。県内某アイスクリーム屋さんなどへ。アイスクリーム屋さんは古い友人が広報担当だったりするのだが、彼曰く。「アイスクリームをモノクロで載っけてもしょうがないしなぁ」なるほど。その業界には、業界の常識というか、決まりというか、そんなものがあるのだな。たしかにモノクロームのアイスクリームはあんまり旨そうではないが、そこをどうにか発想の転換をする方法がないか考えているのだった。ひたすら文字だけでアイスクリームの味と色味を解説するそんな広告ってどうでしょうかね。それからコンピュウタの話。最近いろいろアドバイスをくれるその筋の方達の会話によると『流行のＩＰアドレス』というものが存在するらしい。それで業界人同士でお互いの『ＩＰアドレス』を教えあって、Ａ「え？なにっ？このＩＰアドレス、ダレの！？」Ｂ「ああ、これ？俺の」Ａ「えぇー！しっぶぃなぁー」Ｂ「でしょ」Ａ「へぇえー」Ｂ「ふふん」Ａ「かっこいいなあ」Ｃ「え？なになに？」Ａ「見てみろ、このＩＰアドレス！」Ｃ「え？うっわあっ！なにこれ！」Ａ「だろぉ」Ｃ「え？あー、今どき渋いっす。うわぁー」Ｂ「ふふん」こんな会話が朝飯前で日常茶版らしい。この話を聞き、たわらは早速家に戻りRouterの設定画面からＩＰアドレスを表示してみた。【１９２．１６ｎ．ＸＸＸ．ＮＮＮ】【２５５．２５５．ＸＸＸ．ＮＮＮ】「・・・・・・・・・」ネットで検索して仕組みなどを調べてみても出てくるのは、【１９２．１６ｎ．ＸＸＸ．ＮＮＮ】【２５５．２５５．ＸＸＸ．ＮＮＮ】なにが渋いんだろうか、意味が解らない。ふと思った。おそらく対極に位置すると思うが、車を改造して車高をやたら下げたり、空を飛ぶ訳でもないだろうが巨大な羽を付けたりするような方達も、おそらく似たような会話を楽しんでいるのだろう。
			■２００５年１０月２３日（月）	劇団「綾船」公演終了。
				劇団「綾船」公演へご来場下さった皆さまありがとうございました。朝夕冷える。周りには風邪をひき始める人が出現中。ぼーっとはしていられない。来年の新しい企画に向けて動き出した。新企画とは？前に書いた『快適システム』の名前でやるかどうかは解らないが、もろもろ決まれば早々と公開します。はい。ところで。劇団「綾船」公演。二回公演は少ない。劇場に入って空気に馴染んだかと思ったら退館だ。現況では仕方のないことではあるがさびしい。“常打ち”とは言わなくてもせめて六回くらい打てたら良いとつくづく思う。ＴｈｅａｔｅｒＴＥＮの近くで植木泥棒！のニュウスを聞いた。白昼堂々、トラックを乗り入れクレーンまで使って大きな木を持ち去ったらしい。近所の人も泥棒があまりに堂々としていたので植木業者と勘違いして手伝ったりしたそう。世紀末ではないが世も末か。お知らせ。１１月３日（木）～５日（土）に高校演劇大会があります。勝連きむたかホールです。朝から夕方までずーっとやってます。お時間のある方はぜひどうぞ。今なら入場無料で、審査員たわら氏の審査講評が聞けます。
			『冬の夜雨』降る。	■２００５年１０月２０日（木）
			今日は劇場稽古だった。沖縄芝居の。いよいよ今週末は劇団「綾船」公演です。皆さまのご来場をお待ち致しております。「綾船」は今回“も”盛りだくさんです（もちろん良い意味で）。民謡ショーあり、琉球舞踊あり、子供達による喜歌劇あり。演出助手としてはその分大変ですが、出演も兼ねて大わらわするよりは幾分心が落ち着いています。２２日（土）・２３日（日）１９：００開演（２回公演）。沖縄県立郷土劇場にて。観劇料２５００円。どうぞよろしくお願いします。チラシはこちら。
			■２００５年１０月１７日（月）	ハードディスクが。
				朝夕肌寒くなってきた。本格的に冬がやってくる。鍋の季節。薄い青空を見ているとコンピュウタ周りの整理をしたくなる。コンピュウタの裏側でごちゃごちゃした電線。すべて“ひもナシ”になればよいのに。そう言えば。友人が勤める会社のコンピュウタ保全維持をやっている玄人さんに言わせると『無線ＬＡＮ』はアブナイらしい。彼の人が言うには「世間では、ウィルスだ！情報漏洩だ！と騒いでいるが、無線ＬＡＮは外部からの侵入を“完璧”に防ぐことが出来ないのに、そのことはちゃんと伝えないで無理矢理普及させている」。たわらもちょっと前に“無線”を導入した時に、家の外から飛び込んでくる電波のネットワークに簡単へ接続できたので、恐ろしくなってその玄人さんにどうすればよいのか助言を求めたのだった。「こちらがネットワークに入ったことを先方は気付くのか？」と質問したら。「まず気が付かないだろう」それってことはだ、ネットワークに外部から侵入されたらこちらも気が付かないってコトだ。そこで解決方法を問うたらば。「セキュリティソフトウェアを導入して、ファイアーウォールを設定して、更にルーターを使用して・・・個人段階では・・・まあ・・・大丈夫・・・かな。でも完璧ではないから心配なら有線ＬＡＮを薦めます」現在は助言を受けた通りに設定している。ソフトウェアの設定を『最高』にした上で、ルーターのファイアーウォール設定も『最強』に。そうすると外部にアクセスする際も頻繁にダイアログが出て少々うるさいが、アレがナニして大変なことになることに比べれば全然。で。日記を書く時になるべく外来語を使わないようにしているが今日みたいな話題ではまったくダメなのだった。ファイアーウォール→防火壁？コンピュウタ→電子計算機？ハードディスク→堅い円盤？ネットワーク→網状組織？ルーター→網状組織で経路の選択・信号のやり取り制御をおこなう機器？無線ＬＡＮ→ローカルエリアネットワーク→？
			オキナワで日本そばはダメなんだ？！	■２００５年１０月１５日（土）
			『沖縄村立いやし隊』のチラシデザインが出来上がり、印刷所へデータ入れを済ませた。今回のたわらは制作なのでデザインは『劇団カメレオンスカート』のＫさんへ発注した。新しい家族であるところのデジタルスチルカメラ『田所君』の活用が進んでいない。身体は少し落ち着いても心が落ち着かないからか。それでいろいろなことと考える数日。芝居のこと、劇団のこと、オキナワの演劇環境のこと、沖縄現代演劇協会のこと。来年のスケジュールを立てるべく、動き始めているが、先ずはふたつ。TTC(仮称)と協会だな。最近のTTC(仮称)では各役者が率先して公演を打ちたがっていて、とても良い傾向。ついでに質の向上を伴うことが出来ればなおのことよしよし。来年度にやりたいことがあるが準備べきコトが多くて足踏み中。そうそう。これまで劇団名やプロデュース名を頻繁に変更して落ち着きの無さを喧伝してきたが、またまたはっ！と思いついたプロデュース名がある。　『快適システム』どうだろう。これ、劇団名でも良い感じがする。『劇団快適システム』とか。日本中探せばどこかにこんな名前の劇団がありそうだが、オキナワでは存在しないので、まずは“名乗り”だけ。近々プロデュースかユニットか（←なんだか古くさい感じ）何かで公演を打とう。この『快適システム』で念のため『Google』検索してみたが演劇系はナシ。約四百件該当した内の多くは住宅関連。続いてコンピュウタ系、コンピュウタゲーム系などなどで、「私たちは5つの快適システムで、クライアント様の信頼にお応えしています。」というようなコピーが付く。異色なのはコレくらい。話題が逸れてしまったが、劇団員Mによるプロデュース公演の計画が静かに進行中。詳細が決定したらお知らせします。
			■２００５年１０月１１日（火）	こゆるふゆがくる。
				この数ヶ月、忙しごっこで映画館に行く時間が作れない。夜中から行けばよいが夜中はやっていない。公演が終わってから、夜中の余裕が少し出来たのでＤＶＤで幾つか映画を観ている。で、思い出したのだが、東京の、映画屋さんの知人がわざわざ来沖して撮影してくれた『ハルシオン・デイズ』を観よう。長い間眠らせておいてすみませんです。もうすぐ観ますから。最近のたわらは異様に太っている。まずいことになっている。役者が太っては遺憾でしょう。食べる量は減っているが、いかんせんリズムが乱れているのと、TTC(仮称)が外部公演などで忙しくて肉体訓練をする時間がナカナカ作れない。訓練をする時間も作品稽古に充てているもんだから、ストレッチが出来ずに基礎代謝が落ちている。このままではゆるゆるとバルーンに。たいへんまずい。と、いうことを、スティーブン・セガールの最新作を観て考えさせられたのだった。セガールさんの太り方がスゴイのだ。アレではあのアクションは無理でしょうってくらい丸くなっている。実際激しいアクションシーンで映っているのは彼の背中ばかり。ハリウッド系の、アクション専門俳優があのような太り方をするのは珍しいのではないか。ストレスかな。
			放心の日々。	■２００５年１０月１０日（月）
			稽古も淡々と進んでいる。 TTC(仮称)も通常体勢に戻るべく稽古を始めようとしている。ゲキダン的には年内に一本と年明けの年度内にもう一本打てたら良いなと考えている。しかし今は放心状態。近所の栄町市場で、健康的乳酸菌飲料『ヤク○ト』の“ノボリ”を見ていると、いわゆるキャッチコピーにこう書かれている。「ヤク○トはお腹を鍛えます」ちょっと前までは「○○にやさしい」という文句がやたら目に付いたが『やさしい』というのは『良い』と等しい訳ではない。あくまでもどこまでも『やさしい』のであって、多飲、多食、多使用しても決して身体に『良い』訳ではない。だからどうだって話だけど。
			■２００５年１０月５日（水）	沖縄現代演劇協会の未来は。
				沖縄現代演劇協会の合同公演が終了した。ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。始まったばかりで、お祭りの後の、ここからが本当の出発点にになる。 Theater TEN Company(仮称)もそう、たわら自身もそう、協会も地道にコツコツと時間をかけて、丁寧にじっくりとやっていこうと思う、合同公演だった。さて。そんなことを言いつつも次は劇団「綾船」公演が待っている。今回出演はないが、演出助手という立場で動くので、やるべき事が沢山。新作でもあるし、いろいろ未知数。興味深い公演になります。沖縄芝居を観たことがない方もぜひどーぞ。そして。本番明けは『沖縄市戯曲大賞』の稽古なのだった。幸い午後からだが、疲労が残っているだろうと思われる。体調には十分注意を払ってコトに臨まねば。本日ははここまで。
			待ってます。	■２００５年１０月４日（火）
			本日５日(水)は「沖縄現代演劇協会」合同公演です。皆さまのご来場を心からお待ちしております。ホントに待ってます。今日は朝から劇場入りで、仕込み。疲れ切ってしまったのでシンプルに宣伝のみ。沖縄市　沖縄市民小劇場あしびなーにて。『バンク・バン・レッスン』１９:００開演！２５００円也きてみてください。	チラシを再び(クリック裏面)